昨日、レオン自動機の講習会へ行ってきました。
普段は
”この機械を使ってこういう物が出来ますよ”、
”こういう使い方も出来ますよ”
といった感じでおこなわれるが、昨日の講習会は
機械を使うノウハウについて。
レオンの機械には様々なパーツが用意されている。
ノズル一つとっても長いのから短いの、太さもイロイロ。
そういったたくさんのパーツがあっても、その組み合わせを
変えると、出てくる製品にどう反映してくるかがよく判らない。
色々な組み合わせを試行錯誤して試してみればいいのだろうけど
ウチのような小さなところでは、アレもコレもと揃えるわけにも行かない。
昨日の講習会では幾つかの種類のパーツで実演して製品の変化を
見せてくれたり、パラメータを変化させた時の挙動の説明をして
いただきました。
こういったことが最初から分かっていれば、
”ああ、こういうときはノズルを短い方にするといいかな”とか
アタリがつけられるから、いちいちメーカーに電話して聞かなくても
すむし、無駄なパーツを買ってしまうことも少なくなる。
以前から思っているのだけど、
(他の業種はよく分からないですが)製菓機械の取扱説明書って
すごく貧弱だと思うんです。
レオンに限った話ではなく他のメーカーもそうです、というかレオンさんは
まだマシな方ですけど。
”今回の講習会で教えてもらったことも、本来ならマニュアルに
説明がされているべきことだと思うのですが、ほとんど書かれていない。
2、3万の家電製品ですら相当なボリュームの説明書が付いてくる昨今、
何百万もする機械のマニュアルとしては如何にもお粗末だ”
ということを営業所長さんに伝えて帰ってきました。